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新たな知見を得る!!『土地と日本文明―歴史と災害を地形の視点から読み解く!―』

  • フォローアップ研修
  • 会場型(オンライン同時開催)

新たな知見を得る!!『土地と日本文明―歴史と災害を地形の視点から読み解く!―』

実施概要
開催日時 2025年5月28日(水)13:30~16:30 ※受付開始13:00~
研修形式 会場型(オンライン同時開催)  ※事前課題・事後課題はありません。
受講方法

(会場受講をお申込みの方)
・当日、会場でご受講ください。(受付開始13:00~)
(オンライン受講をお申込みの方)
・Zoomウェビナーを使用しての受講となります。
(ログイン開始13:00~ ※研修開始時間の5分間前までにログインしてください)

カテゴリー 自然災害
研修詳細

 講師は、「地形を見ると新しい歴史や災害の危険性が見えてくる。地形や気象は動かぬ事実であり、そこから見る歴史は、定説を裏付けあるいは覆す。地形から解く歴史の解釈は、客観的な裏付けとして日本の歴史を創り上げた下部構造(舞台)として重要な役割を担っていた。建設省のダムのインフラ整備の責任者として、流域の人々の生命と財産を守る事業を担う中で、地形と過去の災害を大局的に捉えるようになった。」と言います。
 長年ダム・河川事業を担当、近畿地方建設 局長、河川局長などを歴任し、地形・気象・下部構造(インフラ)の視点から日本と世界の歴史と文明を論じ注目を集める竹村公太郎氏が、日本に暮らす先人たちが創ってきた日本という国とその文化を、土地と地形の視点から深く考察し、土地と都市の誕生の歴史と災害を壮大な独自の視点から解説していきます。不動産に関わる従業者必見の講義です。

【講義内容(予定)】
沖積平野との格闘/日本文明の誕生‣不動産が原点/国土・不動産の決定的発展は江戸時代
家康は関西で何を見たのか?/家康は関東の森林を求めて/悲惨な関東の湿地
近代へ突入/関東首都圏の誕生/湿地が大都市へ宿命の治水/近代の土地利用
国土と災害と不動産業/安全な街は快適な街/江戸・明暦の大火災の教訓と復興
防災の原則ーゾーンで守るー/困難を乗り越えて未来へ/安全で快適な国土・都市

 

≪受講者の声≫
◎奈良時代まで遡る日本史講義から始まって、徳川家康創始の江戸幕府から明治維新を経ての現代まで、興味が尽きない講義でした。早速竹村先生の著書(PHP文庫)を購入し、講義内容を振り返りつつ、読み進めています。
◎地形や歴史は不動産の核でありながらも、なかなか学習する機会がなかったため、興味を持って聞くことができました。
◎土地は歴史の塊、使命感を持って不動産に従事することの大切さを改めて感じました。先生独自のお話をたくさんお聞きすることができ、大変面白く、学びの多い講習でした。
◎土地の成り立ちを学ぶ良い機会でした。これまでは顧客に土地を提案する際、場所と、現在のハザードマップのみを説明していました。今後はこれに、土地の成り立ちと目に見えないリスクについても説明をすることで、顧客満足の向上につなげていきたいです。
◎奈良時代から振り返り、発展してきた都がなぜそこで発展したのかついて学ぶことができたと同時に、河川の重要性についても学ぶことができた。河川の氾濫などのニュースを見る機会も昨今増えているので、不動産を扱う者としては、河川の重要性について常に意識しなければならないと感じた。個人的に同じ名前の神社が複数存在する理由が面白かった。
◎竹村先生のお話を聴いて、身の回りにある神社仏閣の立地理由に興味をもつことができました。役所のハザードマップでの確認も重要ですが、周辺知識の一環として郷土資料等で土地の成り立ちを調べてみることも面白そうだと感じました。

◎広重の絵から過去の地形を読み解く話に感動し、正に本当のプロフェッショナルでいらっしゃると感銘を受けました。さらに自己研鑽に励んでいきます。
◎私は歴史が好きなので、歴史と不動産をリンクさせた内容が、普段の講義と違い切り口が新鮮でとても有意義なお話を聞くことができました。

会場

AP市ヶ谷 5階 Dルーム(東京都千代田区五番町1-10 市ヶ谷大郷ビル)
(交通機関)
JR線・有楽町線・南北線・都営新宿線「市ヶ谷駅」より徒歩1分

※TKP市ヶ谷カンファレンスセンターではなく「AP市ヶ谷」ですので、ご注意ください。

※オンライン型の方は、PC等でZoomにログインの上オンラインで講座を受講します。

 

受講料

カレッジ会員:無料 ※ページ下部にあるお申込みボタンより、講座へのお申込みが必要です。

カレッジ会員ではない方:14,000円(税込)

【カレッジ会員とは】

別途お申込みが必要な「フォローアップカレッジ」へお申込みいただいた方です。

詳細は、こちらをご確認ください。

申込み締切 2025年5月26日(月)12:00
持ち物および受講のご案内

(会場受講の方)※持ち物
・受講票(受講料お支払い後にメールにてお送りします)
・筆記用具
(オンライン受講の方)

・開催日の前営業日または前々営業日(当センターは土日祝休み)にご案内メールをお送りします。

・上記メールにレジュメのダウンロードURLが記載されていますので、ダウンロードしてお手元に準備していただいた上で当日ご受講ください。※添付にてお送りする場合もございます。

その他のご案内

※この研修(フォローアップ研修)は公認 不動産コンサルティングマスターの更新要件となる研修ではありませんのでご注意ください。

(カレッジ会員の方へ)
カレッジ会員は後日動画配信視聴可能です。視聴開始日になりましたら、ご登録のメールアドレスに視聴開始のご案内メールをお送りします。

講師情報
竹村 公太郎

竹村 公太郎(日本水フォーラム 代表理事)

元国土交通省河川局長。日本水フォーラム代表理事。

東北大学工学部土木工学科修士課程修了。同年、建設省入省。

以来、主にダム・河川事業を担当し、近畿地方建設局長、河川局長などを歴任。

2002年、国土交通省退官後、(公財)リバーフロント研究所代表理事を経て、現在は(特非)水フォーラム代表理事。

著書に、ベストセラー『日本史の謎は「地形」で解ける』(PHP文庫)、『水力発電が日本を救う』(東洋経済新報社)、『広重の浮世絵と地形で読み解く 江戸の秘密』(集英社)、『日本史の謎は「地形」で解ける【日本人の起源篇】(PHP文庫)』など多数。

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