宅建マイスター
認定試験

土地と周辺環境の内在リスクを見つけよう
Mr.マイスターの回答
山田くんの調査報告から、7つの内在リスクが予見できます。
これを見逃してはマイスターとは言えません。
調査して対応方法まで考えましょう。
担当取引士 山田くん

7つの内在リスク

1. 対象不動産に水路・里道が存するリスク
2. 隣地所有者との境界確定リスク
3. 高圧線による土地利用制限リスク
4. 土壌汚染リスク
5. 軟弱地盤リスク
6. 42条2項道路の通行・掘削・セットバックのリスク
7. ブロク塀の倒壊リスク
Mr.マイスターの回答 Part1

2のリスクについて考えてみましょう

2. 隣地所有者との境界確定リスク
フェーズⅠ(リスクの予見)

① 隣地所有者に境界立会能力に疑念のある所有者が複数(行方不明者、認知症の高齢者、海外在住者)見込まれ、これらの境界については境界立会・確認ができないリスクが予見される。

② 境界確定が不可能の場合、土地の確定実測、分筆等ができなくなるリスクが予見される。

Mr.マイスターの回答 Part2

5のリスクについて考えてみましょう

5. 軟弱地盤リスク
フェーズⅠ(リスクの予見)

担当取引士 山田くんの調査結果から、次の事象が顕在化しており、対象不動産には軟弱地盤リスクが予見される。


山田くんの調査結果による顕在化している事象

① 対象不動産の西方約150mに北から南に流れる河川(都道府県が管理する二級河川)に近い。

② 対象不動産の一帯は、元々は、河川が蛇行する湿地帯の埋立地である。

③ 対象不動産に旧法定外公共物である水路が存する。

④ 建物の基礎の一部に亀裂があり、内壁のクラック、ドアの取付けの歪み等が顕在化している。

⑤ 空き工場のコンクリート床にクラックがあり、駐車場部分の簡易アスファルト舗装は、全体的に緩やかなうねりがみられる。

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