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終戦から50年を経た1995年を境に、日本は『供給>需要』の時代にシフトしました。生産年齢人口が減少し、需要者たる顧客の絶対数が減り続けています。820万戸も空き家がある時代、不動産業界は今までと同じ売り方・仲介ではビジネスが成り立たなくなっています。
総務省人口推計結果より
モノを作れば売れるという売り手側のモノ価値の時代から、買い手側のヒト価値にウエイトが移行しています。「顧客のニーズやウオンツ」を汲み取った商品でないと売れなくなっているのです。顧客の相談にのって、顧客が欲しいものを考える。そうしたコンサルティングの力がどの業界にも必要になっています。
コンサルティング型のビジネスは、今までのビジネスとは大きく異なります。 宅地建物取引士や建築士など資格業者は「知識と時間」を売る「処理型」のビジネスです。一方、コンサルティングは、依頼者の今後を変える「提案型」であり、「知恵と未来」を売る仕事です。コンサルティング型に切り替えるには、以下の二点に注意してください。 まず一つは、徹底的にお客様側に立つこと。短期的な自社メリットよりお客様メリットを優先させ、お客様にとっての最良の解答を出していきましょう。そのためにはお客様の要望をよく聞き、時代を読む感性や幅広い知識が必要です。 二つ目は、自社独自の差異化した提供価値を作ること。「不動産に関することすべてお任せください」という看板をよく見かけますが、これは何の意味もありません。自分はこれ、という一つを作り伝えていくことが大切です。すると、その価値が欲しい人が現れ、提案型のコンサルティングがスタートします。自社は何のために社会に存在しているのかをよく考えて、得意分野を明確にしましょう。
コンサルティング業は、いかにプル型のビジネスモデルを作り出すかということが大事です。「この人に頼みたい」と思っていただかなければコンサルティング業は成り立ちません。そのためには講演をする、本を出す、無料相談を引き受けるなど、あなたの提供価値を公に知らせる工夫をしていきましょう。すぐに売上にならなくても、あなたの価値を欲しがるクライアントが必ず現れてきます。
真にお客様の立場に立つ不動産会社は、まだ多くありません。 公認 不動産コンサルティングマスターを取得して、あなたのエリアで得意分野を伝えてください。ブルーオーシャンを拓くのはあなたです!