A 不動産オーナー様を中心に相続対策、不動産有効活用のコンサルを行っています。月に2~3回、定期的に相続や賃貸経営のセミナーを開催し、個別相談会、レポート発行などを行いながら集客をし、資産分析、相続シミュレーション、遺産分割・節税などの相続対策やマーケティング、リフォーム提案、売却、建替えなどのアドバイスを行っています。
Q 受験したきっかけ
A 私は売買仲介、開発、賃貸管理と13年程従事していましたが、お客様から「あなたにすべてお任せします!」と言われる仕事が“不動産のプロフェッショナル”だと感じていました。不動産を投資や資産形成のための一つの手法と考えると、保険業界や証券業界のようにコンサルタントとして企画提案できるスキルが必要です。しかし不動産のコンサルティングはどんな提案方法があるのかも分からなかったので、勉強しようと思い、受験を決めました。
専門士による成功事例発表会で発表される大澤氏(平成26年11月)
Q 合格のための勉強は?
A 推進センターで出版されているテキストと、過去問題集の繰り返しで勉強しました。実務的な問題が多く、まったく携わったことのない内容もありましたので、用語を覚えることから始めました。
Q 勉強内容や資格取得が、実務上で役立ったことは?
A 不動産コンサルティングマスターは、受験資格が宅建取引士、一級建築士、不動産鑑定士に限られており、お客様からの信頼度は高いと思います。また定期的に開催される研修は実践的なものが多く、ケーススタディなどをワークショップで行うため、大変役に立っています。
Q 相続対策専門士、不動産有効活用専門士取得の目的は?
A お客様の相談は相続や資産形成など様々で、コンサルタントとしては、できるだけ多くの選択肢をお客様に提案できるスキルを身に付けたいと考えたからです。専門士コースの研修は、講義だけでなく、グループでの提案書作成、発表があり、コンサルの進め方、企画提案、プレゼンテーションについても勉強になりました。
Q これから受験する方へのメッセージ
A 不動産コンサルティングを行う上では、法律や税務など幅広い知識とプレゼンテーション力も重要です。不動産コンサルティングマスター向けの研修には実践的なものが多く、資格を取得してから格段にスキルが上がったと実感しています。集中講座でともに苦労した仲間とは、今でも情報交換をしたり一緒に仕事をすることもあります。実力アップとネットワークづくりにぜひ受験をお勧めします。