A 仙台を中心に、東北全体で事業用不動産の売買と賃貸の仲介を行っています。最近は賃貸物件の管理も始めました。企業の店舗用地・事務所用地の売買、事業用定期借地権、リースバック等の形態でお世話することや、地主さんからのご相談に対して解決策を提案しています。
Q 受験したきっかけ
A 地主さん、テナント等事業者さんから仲介の範疇では収まらない相談を受ける機会が多く、コンサルティング能力を向上させたいと思いました。また、これからは物件情報をやり取りするだけでは存在意義が薄れていくとの危機感もあり、自分の仕事に付加価値をつけなければいけないと感じたからです。
Q 合格のための勉強は?
A 月刊「不動産フォーラム21」※を定期購読して、内容の理解に努めました。また、過去問題を繰り返し解くことで自分の苦手分野を見つけ、集中的に勉強しました。
Q 資格取得が実務上で役立ったことは?
A 試験内容がかなり広範ですので、試験勉強したことで、お客様の質問に対応できる幅が広がりました。これによるメリットは大きく、お客様には「不動産に関することなら何でも応えてもらえる」と思っていただけますし、仲介業務とは別に提供していたサービスに対して、資格保有によってコンサル料の請求がしやすくなりました。
Q これからコンサル試験を受験する方へのメッセージ
A 今後、相続ビジネスなど、不動産コンサルタントが活躍する場は広がっていくものと思われます。不動産はたとえ私有財産であったとしても、社会的な資産でもあるという側面を持っていますので、不動産業に携わる責任は重いのだという自覚を持って、1人でも多くの資格者が活躍されることを願っています。